休業損害

<休業損害>

高槻市に在住の方で身の回りで不運にも交通事故に遭われて困ってらっしゃる方は居ませんか?

☑交通事故のケガで体が痛い・辛い

☑大切な車やバイク等が壊れてしまった

☑体が思うように動かず働けなくなり生活の心配がある

☑しっかりと償ってもらえるのか不安

 

被害者様にとって心身ともに最良の結果を出せるようにするための簡単な知識の一つを発信しているので最後までお読み頂けたら嬉しく思います!

本日は交通事故に遭った際の休業損害についてお話していきます。

 

休業補償

 

休業損害とは、交通事故の怪我の影響で働けなくなった分を損害賠償として補填するものですので、基本的には働いている人ということになります。

この働いている人とは、会社員のみならず、自営業も含まれます。

また、専業主婦は外部から収入はないですが、家事は労働であり、外注すると対価が発生しますので、労働者として休業損害を請求することができます。

一方で、子供、学生、原則的には年金生活者、生活保護受給者、地主など不労所得で暮らしている人など、交通事故によるケガにより収入が減るということにならない人は、請求することができません。

また、交通事故によって起こったケガのせいで働けなくなる場合や、

通院のために仕事を休む場合も日数分支払われます

 

休業日数は、休業損害の金額を決める、もう一つの重要な要素です。交通事故による受傷が原因で実際に休業した日数のうち、入院や通院のために仕事を休んだ日数が主に認定されます。

また、治療のために使った有給休暇も休業日数に含まれる特徴があります。ここで気をつけなければならないのは、必ずしも休んだ日数=認定休業日数とならない点です。そのため、示談交渉では休業日数の認定が争いになるケースがあります。

会社員であれば年次有給休暇が毎年与えられているので、交通事故の怪我の治療の通院のために有給を当てていることも多いでしょう。

有休を使うと、休業損害がもらえないのではという疑問がありますが、基本的には有給をもらった場合でも休業損害ももらえます。

交通事故がなければ、有給を旅行などに利用できたわけであり、その不利益を被害者が甘受する必要はないわけです。

休業損害請求時に資料として使いますので、通院のために有給休暇を消化するときは、人事などに申告して損害証明書に記載してもらいましょう。

 

主な必要書類は、

・会社員の場合は会社が記載した休業損害証明書と源泉徴収票

・自営業の場合は確定申告書の控え

・家事従事者の場合は家族分の記載がある住民票

などとなっております。

医師の診断書に働くことが難しい旨の記載がないと、就労不能とはいえないと判断されて休業損害をもらえない場合があるので、注意が必要になります。

※急いで高槻等お近くの病院で診断書をもらいましょう。

 

具体的な金額は職種によって算定方法が異なりますが、基本的には交通事故に遭う前の収入を元に稼働日数と実際休んだ日数を調べて、会社の方から休業損害証明書を発行してもらい計算します。

しかし、各種手当等は請求が認められにくい点や、アルバイト等の方は一年以上勤めていないと請求が通りにくい等の可能性があります。

無職の方や年金で暮らしていらっしゃる方も減給が発生しないため補償も受け取れません。

また、専業主婦の方には主婦休業損害補償があるのですが、こちらは休業期間全ての分が支給されるとは限りません。

高槻市に限りませんが、公務員の方は有給休暇等の兼ね合いで給与の減少が少ない傾向にあるため、請求も少なくなってしまう可能性があります。

また、会社役員の方や役員報酬として支払われている分に関しては交通事故の影響はないものとして扱われ補償が受け取れないケースがあります。

小規模な会社で労働者としての側面が強い場合は認められる場合もあります。

例外的なケースとして、仮に事故当時無職だったとしても、内定が出ていた場合等、仮に事故が無ければ働いていたであろう期間等が客観的に証明されるケースでは請求が認められる事があります。

被害者が事故にあう前の1年間または3ヶ月の間に得た給与の総額を、365(日)または90(日)で割ることで日額基礎収入を割り出します。

例えば、交通事故で6月に負傷してから3ヶ月間休業していた被害者について、休業日数として81日が認定されたケースで考えてみます。

事故にあう前の3ヵ月間に得ていた給与が3月分27万5000円、4月分28万3000円、5月分25万2000円の場合、3ヶ月の間に得た給与の総額は81万円になります。

日額基礎収入は81万円÷90日=9000円です。

休業日数として認められるのが81日なので、休業損害は9000円×81日=72万9000円になります。

 

このように難解な請求が多い為、まずは専門家の知識を借りて被害者様にとって心身共に最良の結果となるよう務めていきましょう。

基本的には休業補償6100円~19000円程/日に支払われます。

 

お陰様で高槻市を中心に高槻地域全域からたくさんの患者様にご来院頂いております!

当整骨院には交通事故対応に特化したスタッフが在籍しているため、分からない事、気になることなどなんでもお気軽にご相談下さい!